鮒について
こんにちは☀️
今日11月27日は、
いい鮒の日
【いい(11)フ(2)ナ(7)「良い鮒」】
の語呂合わせにちなんで、
フナ漁が盛んな茨城・古河市鮒甘露煮組合が2001年(平成13年)11月27日に記念日を制定しました。
同組合は、2000年(平成12年)に11月27日を「いいフナの日」に制定したが、翌年から2月7日に変更されました。
甘露煮が名物の一つとなっています。
フナ漁に関しては、
縄文時代から行われていたと考えられており、
特に日本人にとっては馴染みある魚のひとつになってます。
また、
食べ方も時代により工夫され、
今でも人気の
「鮒の甘露煮」
は江戸時代頃から登場したと考えられています。
ちなみに、
フナは漢字で一般的に
「鮒」
と書きますが、
「付」には 小さなもの、
という意味合いがあり、
フナが小さな魚だったことから付けられた字とされています。
・フナについて
フナ(鮒)は、
コイ目コイ科コイ亜科フナ属に分類される魚の総称です。
日本を含むユーラシア大陸に広く分布し、
河川・湖沼・ため池・用水路など、
水の流れのゆるい淡水域などにも生息し、
水質環境の悪化にも強い。
・ギンブナ
全体的な外見はコイ(鯉)に似るが、
口元にひげがない。
また、
コイに比べて頭が大きく、
体高も高い。
フナは、
人間に触れやすい環境に生息していることから、
身近な魚として昔から人々に親しまれてきました。
最古の和歌集『万葉集』や平安時代の『今昔物語集』にも「鮒」はしばしば登場しています。
フナの種類には、
ギンブナ・キンブナ・ゲンゴロウブナ・ニゴロブナ・ナガブナ・ヨーロッパブナ・ギベリオブナなどがあります。
フナは姿・形・色だけで種を判別することはできないため、
生物学的な分類が難しいとされている魚の一つです。
関連する記念日として、2月5日・6日・7日は、
「ニ(2)ゴ(5)ロ(6)ブナ(7)」
と読む語呂合わせと、
「鮒ずし」が最も美味しい時期であることから、「ニゴロブナの日」となっています。
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・11月27日は何があった日?
愛知県の県域が確定
明治5年4月2日(新暦:1872年5月8日)、
に当時旧尾張藩だった
名古屋県
犬山県
が統合され、
愛知県
の名称が使用されました。
「愛知県」への改称から数カ月後となる明治5年11月27日、
当時あった近隣諸国が編入され、
ほぼほぼ今日と同じ愛知県の県域が確定されております。
新暦1872年12月27日
愛知という名は『万葉集』に登場する、
「あゆち」
に由来しているそう。
現在の愛知県名古屋市南区辺りにあった
「年魚市潟あゆちがた」
のことで、
万葉集には、
桜田へ鶴たず鳴き渡る潮干にけらし鶴鳴き渡る
とあり、
年魚市潟での情景を謳った句とされています。
最後まで読んで頂きありがとうございました🙏