代表的な料理番組と言えば何?
こんにちは☀️
今日1月21日は、
●料理番組の日
1937年(昭和12年)の1月21日、
イギリスのBBCテレビで、
料理番組の元祖と言われる、
「夕べの料理」(Cook's Night Out)、
が放送を開始されたことが由来となっています。
記念すべき初回の放送内容はオムレツの作り方でした。
この番組を担当した、
マルセル・ブールスタン(Marcel Boulestin、1878~1943年)は、
世界で初めてテレビ出演した料理人となり、
その後、
何人ものスターが現れました。
日本では26年後である、
1963年(昭和38年)の同じ日に日本テレビ、
「キューピー3分クッキング」
の放送が開始されました。
通称は3分クッキング。
この番組は2021年(令和3年)に58周年を迎え、
日本有数の長寿料理番組となっています。
日本においてさらに長い歴史を持つ料理番組としてNHKの、
「きょうの料理」
があります。
この番組は1957年(昭和32年)11月4日に放送が開始されました。
そして、
60年以上にわたり放送されており、
3分クッキングと並ぶ長寿料理番組となっています。
日本でも様々料理番組が放送されていますよね。
朝の情報番組の途中に料理のコーナーが挟まっていたり、
芸能人が実際に料理をする番組であったり、
意外なレシピを紹介するような番組であったり、
いつの時代になっても人間は美味しい料理に関心があることがよくわかります。
ちなみに、
日本初の料理番組はどんな番組だったのかというと、
1953年に放送が開始された
「味覚のしおり」
という番組だったとされていて、
日本テレビが開局後にテレビ放送を開始して5日目のことでした。
日本初の料理番組ではどのようなメニューが紹介されたのかというと、
料理研究家の黒田初子さんによって「チキンサラダ」が紹介されたそうです。
●料理番組の日にちなんで料理番組にまつわる雑学を紹介します。
・なぜ3分で作れないのに3分クッキング?
日本の代表的な料理番組といえば、
「キューピー3分クッキング」、
ですよね。
その名前から3分で料理を作って紹介してくれる番組を連想するかもしれませんが、
実際には3分以上調理をしていますし、
放送枠自体も10分ありますよね。
なぜ「3分クッキング」という番組名になっているのでしょうか?
実は現在と昔では放送枠の時間が変わっているのです。
「3分クッキング」の放送が始まったころには放送枠が5分しか無かったそうで、
CMをはさんでしまうと調理をしている時間が3分間しか放送されていなかったんです。
しかし、
これも3分間で料理が出来るのではなく、
あらかじめ食材の下処理であったり、
焼いたり煮込んだりする工程もカットされていて、
3分間を使って最低限の調理の様子を見せて、
レシピを紹介するという番組だったのです。
・速水もこみちはオリーブオイルの使い過ぎで苦情が来た
日本テレビ系列の情報番組の「ZIP!」で放送されていた、
俳優の速水もこみちさんが担当をしている、「MOCO’Sキッチン」と呼ばれる料理コーナー。
「MOCO’Sキッチン」で特徴的な点としてあげられるのが、
とにかく色々な料理にオリーブオイルをたくさん使うことです。
ネット上ではオリーブオイルを大量に使うことで話題を呼んだことから、
いつしか名物コーナーとして人気になっていきました。
しかし、
実は「MOCO’Sキッチン」はオリーブオイルの使いすぎだとして、
視聴者から苦情が寄せられてしまったことがあるんです。
「視聴者の健康状態や家計にもっと配慮すべきだ。」
という苦情だったのですが、
料理にオリーブオイルを使うだけで苦情を受けてしまうとは、
テレビ関係の仕事はなんとも大変ですよね。
●ライバルが手を結ぶ日
1866年(慶応2年)の1月21日、
当時、犬猿の仲とされていた、
長州藩の木戸孝允(桂小五郎)らが土佐藩の坂本竜馬らの仲介で京都で会見し、
倒幕のために薩長同盟(薩長連合)を結ばれたことに由来して制定された記念日。
京都を中心とする幕末の政治世界において勢力の強い雄藩として大きな影響力を持ったが、
薩摩藩が公武合体の立場から幕府の開国路線を支持しつつ幕政改革を求めたのに対し、
両者は容易に相いれない立場にあった。
そこに加えて、
元治元年7月19日(新暦:1864年8月20日)に起こった、
倒幕行動を起こした長州藩と、
幕府支援の薩摩藩とで武力衝突があり、
しかし、
薩摩藩内部での方向性が変わり始めたのを機に、
倒幕の目的のため敵対関係にあった、
坂本龍馬仲介のもとお互い認めるべきとこは認め合い、
過去ではなく未来へ向けた話し合いの末に両藩が手を結んだことで、
ライバルが「薩長同盟」という形で手を結びました。
以後の「明治維新」へと繋がっていくこととなりました。
・1月21日は何があった日?
●京急大師線開業
明治32年1月21日、
川崎駅(後の六郷橋駅)〜大師駅(現・川崎大師駅)間 (2.0km) を開業。
これが現在の京急大師線です。
川崎大師駅には「京浜急行電鉄発祥の地記念碑」も立っています。
●高尾登山鉄道・ケーブルカー開業
高尾山薬王院に手軽に参詣できるようにと、
清滝〜高尾山間が開業しています。
戦時体制に入ると高尾山には戦勝祈願や武運長久を祈願する登山者が増えたとのことですが、
今では参詣者とともにハイカーで賑わっています。
2011(平成23)年1月21日、
吉本工業所属の「お笑い芸人・間寛平氏」が、
人類初の「アースマラソン」を完走しました。
アースマラソンは間氏が立ち上げたプロジェクトで、
陸地はマラソン、
海上はヨット、
で地球一周を走破する企画です。
2008(平成20)年12月17日に、
赤道と平行した日本とほぼ同経度の場所を進んでいきました。
途中のトルコでは間氏に、
「前立腺がん」が発覚するも、
医師の治療を受けながらでのアースマラソン続行を選択しました。
幾多の困難に見舞われながらも、
その度に打ち克ち、
走行距離(約41,000km)、
日数(約766日)、
を見事走破し遂げました。
最後まで読んで頂きありがとうございます🙏