barikatuoの日記

日常の出来事や記念日と雑学、豆知識、趣味の釣りや食べ物(特にラーメン)をつぶやいていきます。よろしくお願いします。

万歳、万歳、万々歳

こんにちは☀️

 

今日2月11日は、

 

建国記念の日

 

 

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日本国憲法で制定された国民の祝日のひとつ。

 
建国をしのび、

国を愛する心を養うための日とされています。

 

名称が、

建国記念日ではなく、

建国記念の日なのは日本が建国された日付けとは関係なく、

建国されていること自体を祝うものというニュアンスの違いがあります。

 

日本が建国された日がいつなのかハッキリとわかっていないので、

日本の神話や古事記などで初代天皇とされている神武天皇の即位日を「建国記念の日」としています。

 

ちなみに、

神武天皇の即位日は紀元前660年の1月1日ですが、

新暦に換算した2月11日を、

建国記念の日」としています。

 

 

●わんこそば記念日

 

 

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毎年開催されている、

わんこそば全日本大会が、

1980(昭和55)年から開催日を2月11日に固定したことにちなんで、

岩手県わんこそば全日本大会運営委員会が記念日に制定しています。

 

大会は、

小学生、
中高生、
団体、
個人、
などの種目別で、

制限時間内に食べたわんこそばの数を競うものとなっています。

 

ちなみに、

わんこそばは本来しっかりと味わいながらゆっくり食べる 、

「おもてなしの郷土料理」
のひとつとされており、

戸隠そば(長野県)
出雲そば島根県
と並んで、

「日本三大そば」
に数えられています。

 

 

・わんこそばは、なぜ小さいおわんで一杯ずつ食べるのか?

 

 

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わんこそばの一杯ずつ食べるスタイルは、

殿様にそばを出す際、

庶民と同じどんぶりをつかうのは失礼なので漆器のお椀に少量のそばを入れて出したのがはじまりだといわれています。

 

その後、

そばに給仕がついて「おかわり」というたびに少量のそばをお椀に入れる食べ方が評判になり、

「自分たちも殿様の食べ方をしてみたい」

という庶民たちに広まっていったそうです。

 

 

 

万歳三唱の日

 

 

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大日本帝国憲法発布の日であった、

1889年(明治22年)の2月11日、

東京・青山練兵場での臨時観兵式に向かう、

明治天皇の馬車に向かって初めて万歳三唱が行われたとされます。


それまで日本には天皇を歓呼する言葉がなく、

出御にあたってただ最敬礼するのみでありましたが、

帝国大学(現:東京大学)の学生一同で皇居前に並び明治天皇を奉送迎しようという議が起こり、

これに際して最敬礼では物足りないので、

歓呼の声を挙げようという話が教師の間で持ち上がりました。

 

そこで、

フランス語の「ヴィヴ・ラ・フランス」や英語の「セーヴ・ザ・キング」のような唱和の言葉を考えることになり、

帝国大学法科大学(現:東京大学法学部)和田垣謙三教授の提議した、

「万歳、万歳、万々歳」の唱和が決められました。

 

しかし、

当日最初の「万歳」が高らかにあがると馬車の馬が驚いて立ち止まってしまい、

そのため二声目の「万歳」は小声となり、

三声目の「万々歳」は言えずじまいに終わりました。

 

これを聴いた人々は「万歳」を再唱したと思ったようで、

以後、

めでたい時の歓呼の声として、

「万歳(ばんざい)」が唱えられるようになり、

万々歳(ばんばんざい)」は定着しませんでした。

 

 

 

 

・2月11日は何があった日?

 

●グリコキャラメルが発売

 

 

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1922(大正11)年2月11日、

大阪三越にて江崎商店(現:江崎グリコ株式会社)から

グリコキャラメルが発売されました。

 

佐賀で薬種業を営んでいた、

江崎商店創業者・江崎利一(えざきりいち)氏は、

ある時、

漁師たちが牡蠣の干し身を作っている現場に遭遇。

 

その際に、

牡蠣の煮汁が大量に流れ出る光景を目にし、

その活用方法がないか思案したそう。

 

そんな中、

自身が営んでいた薬種業で牡蠣にはグリコーゲンがたくさん含まれているとの研究結果を思い出し、 自ら研究を重ね牡蠣の煮汁を使った新しい商品開発に乗り出しました。

 

また、

当時は必要な栄養素が充分に摂れなかったこともあり、

「子どもたちが食べることが出来、且つ食べやすいやすいものにしたい。」


との想いからキャラメル構想を思い描いたとされています。


グリコーゲン(別名 動物デンプン)
とも呼ばれているブドウ糖成分の糖分。

 

運動時にエネルギーとなる大切な成分とされています。


商品名はグリコーゲンから取ってグリコとし、

また、

スポーツこそ健康への近道であり、

その象徴がかけっこでゴールした時の姿だ、
との思いから、

一粒三〇〇メートル
のキャッチフレーズが誕生しました。

 

グリコは発売以来子どもたちを中心に大ヒット商品となり、

今でも愛され続けているお菓子のひとつとなっています。

 

 

江崎グリコ創立記念日にちなんでグリコに関する雑学を紹介します。


●グリコのマークの由来

 

 

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グリコのマークは、

「ゴールインマーク」と呼ばれていて、

創業者の江崎利一氏が、

子どもたちのかけっこをする姿にヒントを得て思いついたものです。

 

健康と運動は切っても切れない関係にあると考え、

運動している姿を商品に入れようと思ったそうです。

 

マークの人物に特定のモデルはなく、

時代とともに変化しています。

 

 

 

●グリコは四角かった?

 

 

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キャラメルのグリコは、

発売当初も現在もハート型です。

 

しかし、

一時期は自動包装機を使用するために、

四角いグリコが販売されていたことがあったんです。(技術の発展でもとのハート型にもどった)

 

ちなみ、

グリコがハート型なのは角をなくして口当たりをよくするためと、

口が小さい子どもが食べても角が当たらず舌触りが良いとの想いを真心として形にした「ハート型」が採用されました。

 

 

最後まで読んで頂きありがとうございます🙏