エアメール
こんにちは☀️
今日2月18日は、
●エアメールの日
1911年(明治44年)の2月18日、
インドで飛行機によって世界で初めて郵便物が運ばれました。
アラーハーバード(Allahabad)で開かれていた博覧会のアトラクションとして、
会場から約9km離れたナイーニ(Naini)まで約6500通の手紙やハガキが運ばれました。
飛行は13分間、
聖なる大河ヤムナー川を飛び越え、
ナイーニの郵便局に約6,500通の手紙やはがきが無事届けられました。
その後は、
列車など通常の手段を使って配達されました。
飛行機はハンバー・ソマー複葉機で、
骨組みに羽布張り、
パイロットはむき出しでした。
この歴史的なイベントから50周年を記念して、
1961年(昭和36年)2月18日に発行された記念切手にハンバー・ソマー機の勇姿が描かれています。
世界初の定期的な、
飛行機による郵便の航空扱いの営業は、
1918年(大正7年)5月15日に、
米国郵政省(後のアメリカ合衆国郵便公社)がワシントンD.C.とニューヨーク市の間で、
フィラデルフィア経由で実施したものでした。
●冥王星の日
1930年の2月18日は、
クライド・トンボー(Clyde Tombaugh、1906~1997年)によって、
トンボーは、
1月23日と1月29日に撮影した写真の比較研究から、
動きのある惑星「冥王星」を発見しました。
これによりトンボーは一躍時の人となりました。
内側の天王星の運行の乱れからもう1つの惑星、
即ち太陽系の一番外側の惑星の存在は予言されていましたが、
予想を遥かに下回る15等星という暗さのため、
冥王星の発見が遅くなりました。
その暗さから、
ギリシア神話の冥府の神ハデスの呼称から、
「プルート(Pluto)」と名付けられました。
日本語名の「冥王星」は、
英米文学者で天文に関する著作を多数残している、
野尻抱影氏(のじり ほうえい、1885~1977年)が提案した名称です。
彼は「幽王星」というもう1つの候補も提案していたました。
この「冥王星」という名称は、
現在中国など東アジアで共通して使用されています。
冥王星の直径は2370kmであり、
直径3474kmである地球の衛星「月」よりも小さい。
また、
冥王星には5つの衛星が発見されています。
その後、
2006年(平成18年)にそれまで明確でなかった惑星の定義が定められ、
冥王星は惑星ではなく新たに設けられた準惑星に分類されることとなりました。
これは冥王星の発見から76年後のことであり、
この年はトンボーの生誕100年でもありました。
・冥王星の日にちなんだ宇宙にまつわる雑学を紹介します。
●宇宙で生命が生まれる確率
宇宙で生命が生まれる確率は、
「バラバラ分解した時計の部品を25mプールに入れ、プールの水をかき回し、水の流れだけで時計が組み上がる確率と同じ」
とされています。
これはあまりにも確率が低いものに対する例えであり、
絶対にありえない確率ということになります。
具体的に数字であ表すと、
「0.0000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000001%」となり、
0を数えるのも面倒な程です。
地球という星に色々な生命が存在しているのはありえない奇跡的な出来事というわけです。
●ブラックホールとは?
宇宙にはなんでも吸い込んでしまう穴、
ブラックホールがあります。
なぜ宇宙に穴があいているのでしょうか?
この穴の正体は強力な重力なんです。
その強力な重力により、
光のスピードをもってしてもその重力圏を出る事ができないんです。
光の速さは秒速29万9792キロとなりますが、
それすらも重力で引っ張って飲み込んでしまうんですね。
宇宙には人間の常識で測れない物がたくさんあって未知の世界でロマンを感じてしまいますよね。
●方言の日
衰退しつつある奄美の方言を保存、
伝承していくために鹿児島県の大島地区文化協会連絡協議会が制定した記念日です。
方言の日が2月18日なのは、
ユンヌフトゥバの「フトゥバ」を数字に置き換えた、
「2(ふ)10(とぅ)8(ば)」に由来しているからです。
同記念日は、
シマユムタの日
(奄美大島)
シマユミタの日
(喜界島)
ユンヌフトゥバの日
(与論島)
など、
各地区によって発音や名称は異なっています。
ちなみに、
「ユンヌフトゥバ」は、
「ユンヌ=与論、フトゥバ=言葉」
という意味で、
例年2月18日前後にはその地域の伝統唄を歌ったり、
方言が書かれたかるたを取り合う、
「与論カルタ大会」
などのイベントが開催されています。
・2月18日は何があった日?
●第1回さっぽろ雪まつりが開催
1950年の2月18日は、
北海道の札幌で冬の名物となっている、
第1回「さっぽろ雪まつり」が開催された日。
第1回のさっぽろ雪まつりでは、
札幌駅前に札幌鉄道管理局が雪像を作るといった小規模なものでしたが、
第5回目からは一般市民が、
第6回目からは、
陸上自衛隊・商社・市の出張所も参戦し、
それぞれの特色や個性を存分に活かした雪像が作られるようになり、
今に至ります。
小樽市の北手宮尋常小学校が1935年から学校行事としておこなっていた雪像づくりを参考にして生まれたものなのです。
現在は日本全国や海外からも200万人前後の観光客が訪れるイベントになっています。
●第8回冬季オリンピックが開催
1960年の2月18日、
アメリカのスコーバレーで第8回冬季オリンピックが開催されました。
残念ながら今大会での日本のメダルは0でした。
最後まで読んで頂きありがとうございます🙏