啓蟄
こんにちは☀️
今日3月5日は、
●啓蟄(けいちつ)
啓蟄に該当する日は定気法に基づいて決まるため、
年によっては日付け自体が前後する場合もあります。
季節の変わり目を表す二十四節気のひとつで、
定気法にて太陽黄経が345度のときと定義されており、
2021(令和3)年は3月5日が、
「啓蟄(けいちつ)」
に該当します。
また、
冬眠をしていた地中の虫が、
春の陽気に誘われて這い出してくることからその名が付いています。
・漢字に含まれる意味
啓(ひらく)
蟄(虫が土の中に閉じこもる様)
●サンゴの日
「3(さん)5(ご)」の語呂合わせと、
3月の誕生石がサンゴ(コーラル)であることに由来したことにちなんで、
ちなみに、
珊瑚の宝石言葉は長寿、幸福とされています。
・サンゴの日にちなんでサンゴに関する雑学を紹介します。
●サンゴは動物
綺麗な海をより彩る珊瑚ですが、
実は植物ではなくて動物だと言う事を知っていましたか?
サンゴはクラゲやイソギンチャクとおなじ、
刺胞動物(しほうどうぶつ)と呼ばれる動物の仲間です。
多くの人がサンゴと聞いてイメージしているのは石灰質でできたサンゴの骨格の部分で、
ポリプと呼ばれる本体がその中で暮らしているんです。
珊瑚は、
卵から生まれて最初の数日間は海の中で普通に泳いで暮らしています。
この数日間で自分が成長していくための場所を海底で探し回ります。
住む場所が決まったら海底にくっつき、
これが成長して珊瑚の姿になります。
そして、
そんなサンゴたちがたくさんあつまったものがサンゴ礁なんです。
●サンゴの色の秘密
サンゴ礁を形成するサンゴたちは、
褐虫藻(かっちゅうそう)と呼ばれる生物といっしょに暮らしています。
サンゴの鮮やかな色はこの褐虫藻によるものなんです。
なので、
褐虫藻がいなくなってしまうとサンゴの色は白くなってしまうんです。(サンゴの白化現象)
それだけでなく、
サンゴは褐虫藻から生きていくのに必要な栄養のほとんどをもらっているので、
褐虫藻がいなくなり白化したサンゴはやがて死んでしまうんです。
●水族館のサンゴは作りもの?
水族館で泳いでいる魚の後ろに綺麗に並んでいる珊瑚は、
実はあれはほとんどが作り物で本物の珊瑚ではありません。
珊瑚は動物であり長い年月をかけてようやく成長して大きくなっていきます。
そして、
勝手に自然の海中にある珊瑚を破壊して持ち運ぶ事もできません。
また、
水族館としても珊瑚の位置を変更したくなった時に、
本物の珊瑚は重すぎて移動するのにとても手間がかかります。
サンゴはデリケートな生き物なので、
水槽の中にサンゴに適切な環境をつくるのがむずかしいんです。
それに、
水槽のレイアウトを変更するときなどもレプリカのほうが軽いので動かしやすく都合がいいんです。
以上のことから、
水族館に飾られている珊瑚のほとんどは精巧に作られた作りものなんです。
・3月5日は何があった日?
●「エアガール」初採用
1931年(昭和6年)3月5日、
東京航空輸送が実施した日本初の「エアガール」(客室乗務員)採用試験の結果が発表されました。
試験は2月5日に実施され、
140人の応募に対し、
合格者は3人でした。
東京航空輸送は水上飛行機により東京ー伊東ー下田ー沼津ー清水の定期航空営業行なっていました。
昭和6年3月29日には、
小泉逓信大臣、
同息女・芳江嬢(元首相の母)、
秘書官、
記者、
エアガール・本山英子嬢(19歳)、
の乗った愛知式AB1型水上輸送機(乗員2人、乗客4人、最高速度180km、平均速度150km)は、
東京(鈴ヶ森海岸)を10:45に発って、
清水へ正午に到着しました。
また、
客室乗務員がいなかったころは、
客室のサービスは飛行機の副操縦士が担当していたそうです。
ちなみに、
今日では、
スチュワーデス
保母さん
看護婦
などは、
性差表現にあたる懸念から使用が控えられるようになり、
スチュワーデス→ CAキャビンアテンダントor 客室乗務員、
保母さん→ 保育士、
看護婦→ 看護士、
と呼ぶことで、
男性・女性など、
性別の区別なく同じ呼び方にする流れが広がっています。
東京駅ー新青森駅間を結ぶ東北新幹線「はやぶさ」が運行を開始したのは、
2011年3月5日のことでした。
2016年には、
新青森駅ー新函館北斗駅間を結ぶ「北海道新幹線」が開業したこともあり、
はやぶさは「東京ー新函館間北斗駅」を直通で運行することが可能となりました。
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