みつばち
こんにちは☀️
今日3月8日は、
●みつばちの日
全日本はちみつ協同組合と日本養蜂はちみつ協会が制定。
日付は「みつ(3)ばち(8)」と読む語呂合わせに由来しています。
関連する記念日として、
5月20日は国際デーの「世界ミツバチの日」、
8月3日は「はちみつの日」となっています。
・みつばちの日にちなんでミツバチに関する雑学を紹介します。
●ボトル1本のハチミツを集めるのにミツバチは何匹必要?
何匹のミツバチが必要なのかは、
ハチミツのグラム数を5で割るとだいたいの答えがわかります。
というのも、
ミツバチの寿命は1ヶ月程度と短く、
一生をかけても集められるハチミツの量は、
ティースプーン1杯(約5グラム)といわれているからなんです。
500グラムのハチミツなら5で割ると100なので、
100匹のミツバチの一生分がその中につまっているということなんです。
●オスのミツバチは働かない
働きバチはすべてメスのミツバチで、
花粉集めや幼虫の世話などでいそがしく働いています。
それにくらべてオスのミツバチは何もせずに巣の中でずっとダラダラしているんです。
しかし、
ミツバチの社会は1匹の女王蜂と90%のメスのミツバチ、
10%のオスで構成されているのでオスが働かなくても大丈夫なんです。
オスのほとんど唯一の役目は女王蜂に卵を産ませることなんですが、
それすらできなかったオスは巣から追い出されてしまうんです。
●ミツバチはメスしか刺さない
ミツバチにかぎらずハチはメスしか刺しません。
なぜかというと。
ハチの針は産卵管(卵を産むための器官)が変化したものだからオスには針がないんです。
しかし、
上で紹介したように巣の外に出てくる働きバチはぜんぶメスでオスはほとんど巣から出てきません。
なので、
外で見かけるハチはほぼ刺してくると思っておいたほうがいいです。
・ミツバチについて
ミツバチ(蜜蜂、Honey bee)とは、
ハチ目ミツバチ科ミツバチ属に属する昆虫の一群で、
花の蜜を加工して巣に蓄え蜂蜜とすることで知られています。
現生種は世界に9種が知られ、
特にセイヨウミツバチは全世界で養蜂に用いられています。
日本ではニホンミツバチ、
セイヨウミツバチの2種が飼育(養蜂)され蜜の採取が行われています。
古くから使われていたニホンミツバチに比べより多くの蜜を採集するセイヨウミツバチが1877年(明治10年)に導入されました。
セイヨウミツバチの方が蜂蜜を大量に生産することができるため安価であり、
スーパーなどで販売されている蜂蜜はほとんど全てセイヨウミツバチから得られたものです。
一方、
二ホンミツバチの蜂蜜は小量しか取れず高価ではあるが、
コクと深みがあるとされています。
また、
ミツバチは作物の受粉にも広く用いられていますが、
トマトやピーマンなどのナス科の果菜類は、
蜜を出さず特殊な振動採粉を行うため、
ミツバチではなくマルハナバチ(ミツバチ科マルハナバチ属)が使われます。
ミツバチの働きバチは受精卵から発生する2倍体(2n)であり全てメスです。
通常メスの幼虫は主に花粉と蜂蜜を食べて育ち働きバチとなりますが、
働きバチの頭部から分泌されるローヤルゼリーのみで育てられたメスは交尾産卵能力を有する女王バチとなります。
オスは未受精卵から発生する1倍体(1n)でありますが、
巣の中では働き蜂に餌をもらう以外特に何もしない。
働きバチに比べて体が大きく、
働きバチや女王バチよりも複眼と単眼が非常に発達していることが外見上の特徴です。
オスバチを指す英語「drone」は「なまけもの」の意味です。
●エスカレーターの日
1914(大正3)年3月8日、
東京・上野で開かれた大正博覧会の会場内に、
日本初のエスカレーターが設置されたことにちなんで制定された記念日。
博覧会の第1会場と第2会場をつなぐもので、
エスカレーターは、
試験運転として稼働するも、
秒速1尺(約30センチ)で動いていました。
そのため、
博覧館期間中となる同年3月29日には、
74歳女性が、
エスカレーターの振動によって振り落とされ顔に2週間のケガ、
2歳女児が、
ステップに足が挟まれるケガ、
などのエスカレーター事故が起こっており、
これが日本初のエスカレーター事故でした。
しかも、
その以後も事故が絶えなかったそう。
・エスカレーターについて
エスカレーター(Escalator)とは、
自動階段のことで、
主に人が建物の各階を移動する目的で設置・利用される階段状の昇降装置です。
「Escalator」という語は元々、
アメリカの企業オーチス・エレベーター社(Otis Elevator Company)の登録商標で商品名でした。
しかし、
当時この自動式階段を表す適当な語句が他になく、
一般に「エスカレーター」と呼ばれたため、
普通名称化した経緯があります。
同社では既に商標権を放棄しています。
日本の百貨店へのエスカレータ普及期にあっては、
エスカレーターの脇にエスカレーターガールという女性が立って乗り込みの案内をしていたことがありました。
●最も短いエスカレーター「プチカレーター」
最も短いエスカレーターは、
川崎駅前の地下街アゼリアと川崎岡田屋モアーズ地下2階を結ぶ下りエスカレーターで、
高低差83.4cm、
段数はわずか5段、
乗車時間はたった5秒です。
1991年(平成3年)度版ギネスブックに掲載されています。
また、
応募により「プチカレーター」の愛称が付いています。
●国際女性の日
1910年(明治43)に、
ドイツの社会主義者C・ツェトキンが、
アメリカ労働運動を記念して、
毎年3月8日を、
「婦人の完全な政治的自由と平等、平和維持のために戦う日とする」、
ことを提案。
「国際婦人デー」が設けられました。
元々は、
1904(明治38)年3月8日に、
アメリカ・ニューヨークの女性労働者が参政権を求めて集会を開いたことが起源とされており、
日本でも1923(大正12)年頃から社会主義婦人団体
「赤瀾会(せきらんかい)」、
が中心となり活動を展開しています。
また、
日本の地域や場所によっては正式名称となる、
「国際的な婦人解放の記念日」、
として活動が展開されています。
・3月8日は何があった日?
●忠犬ハチ公の命日
1935年の3月8日は、
飼い主を待ちつづけた忠犬ハチ公の命日です。
ハチ公の命日にこんな話をするのは失礼かもしれませんが、
ちょっと残念な話を紹介します。
ハチ公は飼い主に会うためでなく、
駅前にある焼き鳥屋の客がくれる焼き鳥を目当てに通っていたという説があります。
この説が本当かどうかはわかりませんが、
ハチ公の胃袋からは焼き鳥の串が見つかっているという話があります。
●ニコライ堂が完成
明治24年3月8日、
日本ハリストス正教会(日本正教会)の中心となる東京復活大聖堂(ニコライ堂)の成聖式が行なわれました。
通称となっている「ニコライ堂」の名称は、
日本に正教会の教えをもたらしたロシア人修道司祭・聖ニコライ氏に由来するものだとされています。
また、
日本初にして国内最大級となる本格的な ビザンティン様式を採用した教会建築でもあり、
それまでの主に欧州様式教会とは異なりロシア、
ギリシャの流れを汲む大々的な教会となっています。
1923(大正12)年9月1日に発生した関東大震災の際にニコライ堂も大きな被害を被りますが、
修復や改修を経て2018(平成30)年時点でも同場所に現存しています。
最後まで読んで頂きありがとうございます🙏