barikatuoの日記

日常の出来事や記念日と雑学、豆知識、趣味の釣りや食べ物(特にラーメン)をつぶやいていきます。よろしくお願いします。

靴の記念日

こんにちは☀️

 

今日3月15日は、

 

●靴の日・靴の記念日

 

 

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日本靴連盟が1932年(昭和7年)に制定。


1870年(明治3年)の3月15日、

実業家・西村勝三が、東京・築地入船町に日本初の西洋靴の工場「伊勢勝造靴場」を開設しました。

 

記念日の名称は「靴の日」または「靴の記念日」の表記が見られます。

 

ヨーロッパの洋靴「西洋草履」が日本に入って来たのは幕末でしたが、

日本人の足には合いにくいものでした。

 

西洋靴の工場設立は、

当時輸入物しかなかった軍靴がどれも大き過ぎたことから不満が相次ぎ、

日本人の足に合う西洋靴を作ってもらいたい、

との要望を聞いた、

日本陸軍創始者大村益次郎氏の提案によって実現されました。

 

造靴場のあった東京都中央区入船三丁目には、

「靴業発祥の地」の記念碑が同連盟により建てられています。

 

 

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碑文にある「兵部大輔」(ひょうぶたいふ)とは、

かつて日本にあった軍政(国防)を司る行政機関「兵部省」の官職で、今の次官に相当します。

 

大村益次郎は初代の兵部大輔を務めました。

 

また、

碑文には伊勢勝造靴場のあったこの地が日本における製靴産業の原点であると記されています。

 

関連する記念日として、

2月22日は「スニーカーの日」、

9月2日は「ダイアナの靴の日」、

9月28日は「くつやの日」、

11月9日は「いい靴の日」となっています。

 

 

●オリーブの日

 

 

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1950(昭和25)年3月15日に、

昭和天皇が小豆島を訪れた際に、

オリーブの種を蒔かれたことが由来となっています。

 

また、

その種は発芽し現在では立派な樹に成長しています。

 

香川県の小豆島のオリーブを守る会によって1972年に制定されました。

記念日には多くの人にオリーブを知ってもらいたいという願いが込められています。

 

毎年、

記念日に合わせて様々なイベントが開催されています。

 

 

・オリーブについて

 

 

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オリーブ(olive)は、

モクセイ科オリーブ属の常緑高木。

 

果実は油分を多く含み、

主要な食用油の一つであるオリーブ・オイルの原料です。

 

地中海地方が原産とされます。

 

葉が小さくて硬く、

比較的乾燥に強いことからスペインやイタリアなどの地中海地域で広く栽培されています。

 

日本での栽培は香川県・小豆島で1910年(明治43年)頃はじめて成功しました。

 

古代から重要な油糧作物として知られてきました。

 

また、

原産地が西洋文明の発祥区域の地中海沿岸であるため、

聖書の記述をはじめ多くの文化的記録が残っています。

 

旧約聖書』の物語「ノアの方舟」では、

「神が起こした大洪水の後、陸地を探すためにノアの放った鳩が、オリーブの枝をくわえて帰ってきた。これを見たノアは、水が引き始めたことを知った」

との一節があります。

 

このことからオリーブの枝は鳩と共に「平和の象徴」とされています。

 

古くはオリンピックの勝者にクレタ島のオリーブの樹から作られたオリーブ冠が授けられました。

 

現在では国際連合旗のほか、

イタリアやイスラエルの国章などにオリーブの枝が使われています。

 

 

・オリーブの日にちなんでオリーブにまつわる雑学を紹介します。

 

 

●日本のオリーブ栽培の歴史

 

 

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日本にオリーブオイルが最初に伝わったのは、

安土桃山時代に日本に訪れたポルトガルの宣教師によるものだとされています。


また、

江戸時代に入ってからという説もあり、

いつごろから日本にオリーブオイルがあったのかは真偽が不明となっています。 

 

明治時代以降になると、

日本でもオリーブを栽培しようとしましたがどうしてもうまくいきませんでした。


日本国内の色々な場所で栽培がおこなわれようやく成功したのが小豆島だったのです。

 

最初にオリーブの栽培に成功したのは明治41(1908)年のことだったそうです。


オリーブ栽培の本場である、

地中海沿岸の気候と良く似ている小豆島はオリーブ栽培には適しているため、

現在でも日本のオリーブ栽培の中心となっています。

 


●食べる以外にも使われていたオリーブオイル

 

 

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古代ヨーロッパではオリーブオイルは様々な使われ方をしていたようです。


筋肉痛が起こった時にはオリーブオイルを塗ってマッサージすると筋肉がほぐれやすくなり、

耳垢がつまっている時にはコットンにオリーブオイルをしみ込ませて耳垢を掃除することにより、

耳垢がとれやすくなるとされていました。

 

また、

オリーブオイルは油であることから保湿作用が高く、

皮膚を乾燥から守る効果があり、

ハゲ予防にも効果があるとされて頭に塗りつけていたそうです。


美容クリームのベースや石鹸の原料としても使うことができるようで汎用性が高く、

古代からいかにオリーブオイルが重宝されてきたのかがわかります。

 

 

●万国博デー

 

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1970(昭和45)年の3月15日、

前日に開幕式が行われた大阪府吹田市千里丘陵の「日本万国博覧会(大阪万博)」の一般入場が開始されました。

 

日本万国博覧会は、

3月15日から9月13日まで大阪で開催され、

総入場者数は6400万人を超えました。

 

 

・万博のタイムカプセル

 

 

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大阪城の地下には万博のときに埋められたタイムカプセルが眠っています。

 

このタイムカプセルは万博の松下館に展示されていたもので、

中には時計や5000年後の人々へのメッセージレコードなど2098点が収納されているんです。

 

そのときまで人類が存続しているかわからないが、

タイムカプセルは万博から5000年後の6970年に開封される予定です。

 

 

・3月15日は何があった日?

 

 

●醍醐の花見

 

 

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慶長3年3月15日(1598年4月20日)、

京の醍醐寺三宝院裏で豊臣秀吉が、

豊臣秀頼

北政所

淀殿

諸大名を集めて大規模な花見を実施。


輿(こし)の順は、

最初に北政所

2番目に西の丸殿(淀殿)、

3番目に松の丸殿(京極竜子)、

4番目に三の丸殿(信長娘)、

5番目に加賀殿(前田利家娘)、

その後に前田利家正室・まつが続きました。


醍醐寺では新暦に置き換え、

毎年4月の第2日曜日に『豊太閤花見行列』を実施しています。


染井吉野がまだ開発されていない当時の花見は、

山桜を愛でるのが一般的でした。

 

歴代座主が居住し、

醍醐寺の本坊的な存在である三宝院の庭は、

豊臣秀吉が『醍醐の花見』に際して自ら基本設計をしたと伝えられる庭で、

国の特別史跡特別名勝に指定されています。

 

 

平安神宮が創建される

 

 

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1895(明治28)年3月15日、

平安遷都1,100年を記念して京都・左京区に、

平安神宮が創建されました。

 

平安遷都を行なった第50代・桓武天皇を祀る神社
として、

遷都当時の8分の5のスケールで再建されています。

 

また、

平安京で過ごした最後の天皇

第121代・孝明天皇は祭神として祀られています。

 

近年進む歴史的史料の新発見などにより、

その再建手法や建築様式には当時との相違が見られるも、

京都観光のハイライトとして国内外の多くの観光客から親しまれています。

 

 

最後まで読んで頂きありがとうございます🙏