日本初の国立公園が誕生
こんにちは☀️
今日3月16日は、
1934(昭和9)年3月16日、
内務省が、
・瀬戸内海国立公園
(兵庫県、和歌山県、岡山県、広島県、山口県、徳島県、香川県、愛媛県、福岡県、大分県)
・雲仙国立公園
「現・雲仙天草国立公園」
(長崎県、熊本県、鹿児島県)
・霧島国立公園
「現・霧島錦江湾国立公園」
(宮崎県、鹿児島県)
の3か所を国立公園に指定し、
日本初の国立公園が誕生したことにちなんで制定された記念日。
国立公園とは、
自然の美しい景色や、
野生動物の保護などを目的に環境大臣が指定した自然公園のことです。
日本の良き自然風景を遺していく目的で設置されています。
日本全国に33の国立公園が指定登録されています。
ちなみに、
国立公園初指定となる約2年前の1932(昭和7)年10月8日には、
「国立公園法」
「現自然公園法」
に基づいて、
全国12ヶ所の国定公園が初選定されており、
10月8日は国立公園制定記念日となっています。
●十六団子
東北地方や北陸地方に伝わる伝統行事。
春に山から下りてくる田んぼの神様を迎えるための団子で、
「田の神」を山から迎える行事です。
これの反対の行事が10月16日と11月16日にあり、
「田の神」が山へと返っていくのをお送りするというものがあります。
●財務の日
財務コンサルティングの専門会社である、
株式会社財務戦略(現:トリプルグッド税理士法人)が制定しています。
日付は、
「ざ(3)い(1)む(6)」(財務)と読む語呂合わせと、
所得税確定申告の期限である3月15日の翌日に、
企業が財務状態を把握して欲しいとの趣旨から。
中小企業がもっと財務に目を向け、
財務をより良くして健全に発展・繁栄を続けて欲しいとの願いが込められています。
ちなみに、
確定申告期間は例年、
所得税
(3月15日まで)
消費税
(4月2日まで)
で、
それぞれ約1ヶ月前から受付が開始されています。
・財務の日にちなんでお金に関する雑学を紹介します。
●お金に関係する漢字に「貝」がつく理由
財務の「財」や、
貯金の「貯」など、
お金に関する漢字には貝がつくものが多いと感じた事はないですか?
なぜかと言うと、
それは漢字がつくられた古代中国では貝がお金としてつかわれていたからなんです。
貝がお金なら、
「そこら辺でひろってくればいいのでは?」
と思うかもしれないが、
お金としてつかわれていたのはタカラガイなどのめずらしい貝です。
なので、
貴重な貝そのものに価値があったということなんです。
・3月16日は何があった日?
●「北九州空港」開港
福岡県北九州市に「北九州空港」が開港したのは、2006年3月16日のことでした。
もともと小倉南区にあった、
「北九州空港」が実質的な移転を果たしただけなのですが、
九州では唯一の24時間空港として、
国内で最も早い始発便と、
最も遅い最終便を運航しています。
●福沢諭吉の「脱亜論」が掲載
「福沢諭吉」による「脱亜論」が紙面に初めて掲載されたのは、
1885年3月16日のことでした。
「時事新報」の社説として掲載された「脱亜論」は、
日本がアジア的価値観から脱却し、
独自の近代化を進めていかなければならないという意味合いの文章が書かれていました。
●クノッソス遺跡が発掘された
1900(明治33)年の3月16日はクレタ島の、
「クノッソス遺跡」が考古学者アーサー・エヴァンズ氏によって発掘された日。
クノッソス遺跡は、
ギリシャ神話に登場する牛の頭をもった怪物「ミノタウロス」の伝説の舞台となった場所なんです。
●ミノタウロスは何者?
ミノタウロスはクレタ島のミノス王の妻パシパエが産んだ怪物で、
ミノタウロスという名前は「ミノス王の牛」という意味なんです。
ミノス王は生け贄に捧げるという約束で海の神ポセイドンから立派な牛をもらったんですが、
その牛を自分のものにしたいという欲が出て別の牛を生け贄に捧げてしまいました。
そのことに怒ったポセイドンがミノス王の妻パシパエに呪いをかけ、
彼女は怪物ミノタウロスを産むことになってしまいました。
エーゲ海という呼び名は、
ミノタウロスを退治した英雄テセウスの父「エイゲウス」に由来するといわれています。
テセウスは父との約束で、
ミノタウロスを倒すことができたときは印として船に白い帆を掲げて帰ってくると約束していました。
しかし、
白い帆を掲げるのを忘れてしまい、
父親はテセウスが亡くなったと思いこんで海に身投げしてしまいました。
このことからエイゲウスの名にちなんで、
その海はエーゲ海と呼ばれるようになりました。
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