barikatuoの日記

日常の出来事や記念日と雑学、豆知識、趣味の釣りや食べ物(特にラーメン)をつぶやいていきます。よろしくお願いします。

クリスマスって何歳になっても楽しみになりますね

こんにちは☀️

 

 

今日12月6日は、

 

 

●聖ニコラウスの日 / サンタクロース・デー

 

 

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ローマ帝国リュキア属州のパタラの町に生まれ、

リュキアのミラで大主教を務めたニコラウス(Saint Nicholas)。

 

ニコラウスがまだ司祭になる前のお話で、

近所に住んでいた貧しい三姉妹の長女が、

結婚したくても出来ず、

自分の身を売って妹たちとの生活を守っていることを知ったニコラウス。

 

ニコラウスは真夜中に三姉妹の家を訪れ、

屋根の上にある煙突から金貨を投げ入れました。

 

このとき暖炉には靴下が干されており、

金貨は靴下の中に入ってしまうも、

翌朝靴下の中の金貨に気付いた長女は、

この金貨が元となり、

娼婦をやめ結婚できることになりました。


また、

司祭になってからも、

聖ニコラスは姉妹の家庭を救い続け、

自分が金貨を与えていることは決して口外しませんでした。

 

また、

事情を知る周囲にも黙秘をお願いしていたそう。


このエピソードが、

現在のサンタクロースの元となっているお話とされており、

主にヨーロッパでは12月6日を

(サンタクロース・デー』
と呼んでいます。

 

 

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また、

聖ニコラウスは、

子供
婚姻前の女性
商人
質屋
薬剤師
などの守護聖人とされており、

12月6日の前日イヴとなる12月5日には、

子どもへプレゼントを贈る習慣があります。

 

 

・クリスマス

 

クリスマスは本来、

キリスト教の祭典ではありませんでした。


キリスト教地中海世界からヨーロッパ世界へ浸透するにつれて、
現地にあった異教の要素をとりいれて成立していった祭典です。


現在のクリスマスにはキリスト教だけではなく
下記の三つの古代宗教の祭典が源流となっているとされています。


・ミトラス教の冬至祭( Dies Natalis Solis Invincti )
ローマ帝国の農耕神サトゥルナーリア祭
ケルト人とゲルマン人冬至

 

ミトラス教とは、

古代ローマ帝国では、

キリスト教と並んで有力な新興宗教でした。


冬となり力の衰えた太陽が、

エネルギーをとりもどし、

復活するとされた冬至の日は、
ミトラス教の主神ミトラスが

「義の太陽」として復活する大切な祭日です。


端的にいえば、

クリスマスとはミトラス教の、

主神の祭典を換骨奪胎したものなのです。


古代ローマ帝国は、多神教の世界です。


さまざまな神々を、

TPOにあわせてお祀りするのが、

普通のローマ人のやり方でした。


なかでも農耕をつかさどる神サトゥルヌスは、

農業経営を基盤にするローマ人にとっては、

たいせつな神でした。


そこで、

冬至の日をはさむ一週間を、

この神の祭日として、

大いに飲み食いして楽しみました。


キリスト教がローマ社会に浸透するにつれて、

クリスマスにはこの風習も取り入れたのです。

 

さらにキリスト教ヨーロッパ大陸に広まるにあたって、
現地にすむケルト人や、

ゲルマン人の信仰を吸収していったことはいうまでもありません。


12月25日は、

この頃の暦では冬至の日とされていました。


ケルト人やゲルマン人にとっては、
冬至を中心とする前後一月ほどの期間は、

悪霊が跋扈し死者や祖霊が、

現世に戻ってくる恐ろしい季節でした。


そこで、

死者と祖霊にご馳走をそなえて霊を慰め、
力を失った太陽が復活して、

悪しき魔物を追い払ってくれるように祈る祭りをとりおこないました。


クリスマスには、

こうした古い信仰もなごりをとどめています。

 

古い暦では12月25日が「冬至」にあたっていたことで、
さまざまな古代信仰の祭典がおこなわれたきたことがわかります。


ヨーロッパ世界では、

冬は荒涼した死の世界だと考えられていました。


冬至の祭り」は、

恐ろしい冬の季節が終るようにとの祈りに他なりません。


クリスマスのお祝いには、

そうしたヨーロッパの人々の願いが込められているのです。

 

 

姉の日

 

 

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12月6日が、

「聖ニコラウスの日」
であることと、

9月6日に制定された

妹の日
から3ヵ月後となることにちなんで、

兄弟型姉妹型研究の第一人者で、

漫画家の畑田国男氏が記念日に制定してます。

 

同氏は他にも、

「弟の日」
(3月6日)


「兄の日」
(6月6日)


妹の日
(9月6日)


の各記念日を制定してます。

 

 

・12月6日は何があった日?

 


エジソンが蓄音機を発明

 

 

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1877(明治10)年12月6日、

発明家トーマス・エジソン氏が世界初となる蓄音機

フォノグラフ』(Phonograph=錫箔蓄音機)
を発明しました。

 

同日には、

音を録音し再生することにも成功してます。

 

それを記念して日本オーディオ協会が制定しました。

 

ちなみに、

フォノグラフ」は回転できるハンドルの付いた長さ30cmの鉄製の軸に、

直径8cmの真鍮の円筒が取り付けられ、

その円筒に錫箔を巻き付けたもの。

 

世界で初めて録音された音は、

諸説あるものの

『Hello、Hello、…、Mary had a little lamb…』
という、

メリーさんの羊の一節だったそう。

 

以後、

音の文化は世界的に広がっていくこととなり、

フォノグラフは今日では欠かすことの出来ない音楽再生ツールの記念すべき第一歩となってます。

 

また、

蓄音機は、

「フィラメント電球」
白熱電球


「キネトスコープ」
(映写機)


と合わせて、

エジソンの三大発明のひとつに数えられてます。


確か、

エジソンが海岸を散歩していた時に波の跡が砂浜に残るのを見て蓄音機のヒントになったとか。

 

後、

電話機の発明中にフッとひらめいたんだそうです。


電話の発明と言えば、

グラハム・ベルですが、

エジソンもほぼ同時に、

電話の発明に成功しており、

特許を取る時期が、

わずかにベルの方が早かったのだ、

という事です。

 

受話器の開発中に、

声を物理的な振動に変換できる事に、

気が付いてその振動を何かに刻み付けて、

あとからその振動波を、

なぞれば音になって出てくるのではないか?

と考えたようです。

 

 

●音の日

 

 

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エジソン氏が世界で初めて蓄音機を発明し、

録音に成功した12月6日は、

日本オーディオ協会

『音の日』
として記念日に制定してます。

 

 

 

最後まで読んで頂きありがとうございました🙏