なぜサッカーの神様と呼ばれたか

こんにちは☀️

今日11月19日は、

●サッカーの神様ペレの日

ブラジル・サンパウロ市郊外のサントス市が1995年（平成7年）に制定。

1969年（昭和44年）11月19日、

ブラジル・サントスFCで活躍していたサッカー選手・ペレが、

1000得点目のゴールの偉業を達成したことに由来する。

サッカーブラジル代表のエースとして3度のFIFAワールドカップ優勝。

15歳でデビューしてから1977年に引退するまで、

実働22年間で通算1363試合に出場し1281得点を記録した。

その実績から、

「20世紀最高のサッカー選手」

と評され、

多くのサッカー選手、

サッカーファンから、

「サッカー史上最高の選手の一人」

と見做されている選手である。

・なぜサッカーの神様と呼ばれる様になったか？

ペレのあまりのすごさに新聞（たしかイギリス）が見出しに、

「ペレのつづりを知ってるか？G・O・Dだ」

と書いたのがきっかけみたいです。

他にもベルギー代表を新聞が「赤い悪魔」と見出しをつけたことがきっかけで赤い悪魔の異名が定着するなど。

新聞がきっかけとなることは古い時代ほど多いように思います。

（それだけ昔は新聞が重要なメディアであったからでしょうね。

それと赤い悪魔の異名はベルギー代表が元祖）

八百万の神の国・日本と違って、

一神教のキリスト教の国で神は非常に重たい意味を持っているので、

日本人が思っている以上の驚きと尊敬の意味を込めて神様と称したのだと思われます。

・サッカーの神様ペレは何故欧州のビッククラブに移籍しなかったのか？

現代のような欧州一極集中ではなかった。

20年代にオリンピックでウルグアイとアルゼンチンが、

好成績を収めたことをきっかけに南米の有力選手の欧州への移籍はあるのですが、

現代に比べるとものすごく少ないです。

南米のスターの多くは南米のクラブに所属していたので、

当然、南米のレベルは欧州に全く劣りません。

レベルに関していえば、

欧州に移籍する必要性は乏しいです。

そのため、

一流選手は皆、

欧州のビッグクラブを目指すという構図になっていないです。

ペレに関していえば、

所属していたサントスこそが当時の世界最強クラブだったのです。

・ブラジル大統領も含めて周囲が移籍させたがらなかった

欧州のクラブからオファーが舞い込んでいて、

白紙の小切手まで送られてきたなんて逸話もありますが、

ブラジルの宝だったペレを周囲が移籍させたがらなかったということも影響してます。

当時は欧州に行ってしまうと情報源は新聞のみになっちゃいますからね。

・ペレはサッカー史上最高の選手とされています

唯一ペレに匹敵するのはマラドーナのみというのがサッカー界の定番意見。

ペレの一番の実績はW杯。

17歳で大会最年少得点記録を含む6得点でブラジルを悲願の初優勝へ。

このスタート地点を上回る選手は存在しません。最終的には4大会に出場して3回優勝。

3回優勝したのはペレが史上唯一。

しかも、

優勝を逃した大会は悪質ファールで怪我をさせられて満足にプレーできなかったもの。

クラブチームでも世界王者を連覇。

50年代末から70年代初頭までスランプもなく世界最高の地位を維持。

ここまで長期間頂点に君臨した選手もいません。

そのため、

逸話の類も多く、

ペレの来訪試合のためにナイジェリアでは内戦が一時停戦になったとか、

ペレとは知らずに強盗をした犯人がペレと気づくと謝って逃げたとかとか。

プレースタイルとしては攻撃の万能選手で、

時期によっても異なりますが最前線よりもやや下がり目の位置でプレー。

パスでチャンスメイクもできれば、

ドリブルで仕掛けることもでき、

シュートも強烈。

圧倒的なテクニックと超人的な身体能力、

独創的なアイディアを併せ持っています。

少なくとも我々の多くが今当たり前のように思っているテクニックはもちろん、

ルールからＴＶ中継体制に至るまで

「ペレがいたからこうなった」

とされているものばかりです。

プレイ自体は今YOU TUBEなどの動画があるのでいくらでも見られます。

テクニックだけなら多分今ＷＣでプレイしている選手の大半が彼レベルかそれ以上だと思います。

ただ、１選手という次元を超えた存在なので「KING」と称されるのです。

「２０世紀最高のスポーツアスリート」とされていて、

サッカーという領域を遥かに超えた存在なのです。

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