barikatuoの日記

日常の出来事や記念日と雑学、豆知識、趣味の釣りや食べ物(特にラーメン)をつぶやいていきます。よろしくお願いします。

🎄クリスマス・イブ🎄

こんにちは☀️

 

今日12月24日は、

 

 

●クリスマス・イブ

 


 f:id:barikatuo:20201217102916j:image

 


キリスト降誕の前夜祭で、

元々はキリスト教の祭礼のひとつではありますが、

日本を始め、

世界各国でも割と宗教や文化等は関係なく 、

「年末イベントのひとつ」

として賑わいを見せています。

 

日本にクリスマス文化が入ってきたのは、

1549(天文18)年に、

宣教師フランシスコ・ザビエルが、

キリスト教布教のため来日した際だとされています。

 

また、

ポルトガル人で日本に布教にきていた、

イエズス会士・ルイス・フロイス

の著書日本史によると、

1568(永禄11)年に堺で松永久秀三好三人衆と争いをしていた最中に、

自身(=ルイス・フロイス)の呼びかけで両軍のキリシタン約70名が 、

キリスト降誕祭のミサに参列すべく、

イブの日となる12月24日に休戦を図った、

「通称クリスマス休戦」
と記されています。

 

なお、

同書には、

織田信長もクリスマス・イブを祝っていた、

との記録も残されています。

 

また、

12月25日が、

イエス・キリストの降誕記念日となったのは4世紀頃といわれます。

 

クリスマスのことをフランスでは、

「ノエル」

イタリアでは、

「ナターレ

ドイツでは、

「ワイナハテン」

といいます。

 

 

・12月24日は何があった日?


●日本で初めてチョコレートの販売広告が開始

 

f:id:barikatuo:20201217102829j:image

 

 

1878(明治11)年当時、

東京・両国にあった米津風月堂が、

日本初となる日本製のチョコレート加工に成功しました。

 

この成功を経て日本製チョコレートの製造・販売を開始したことを記念して、

同年12月24日に同社が日本初となる、

チョコレートの販売広告を新聞紙面に掲載しました。

 

チョコレート自体は、

外国製のものが日本にも入ってきておりましたが、

当時は、

「高級菓子の代表格」
とされており、

一般市民はなかなか食べることが出来ない代物でした。

 

ですが、

製造から販売までを日本の技術で行うことで、

コストを抑えることに成功した米津風月堂の功績もあり、

チョコレートは身近な物となりました。

 

 

 

米津風月堂のチョコレートが、

紙面にチョコレート販売広告を出した最初商品となり、

当時発行されていた、

『かなよみ新聞』に、

「貯古齢糖チョコレート」

という当て字で広告が掲載され話題と人気を集めたそうです。

 

 

●日本劇場がオープン

 

 

f:id:barikatuo:20201217102749j:image

 

 

1933(昭和8)年12月24日、

東京都千代田区・有楽町に、

「日本劇場」
がオープンしました。

 

日本初の高級映画劇場として、

約4,000人の収容客数を誇る大劇場は、

「屈曲した外壁」
「広大な舞台」
アールデコ調の内装」
など、

当時としては斬新かつ画期的な建築要素が随所に取り入れらていました。

 

また、

1953(昭和28)年
1960(昭和35)年
にはNHK紅白歌合戦の会場にも選ばれるなど、

東京を代表する劇場となっておりました。

加えて、

「戦時中の空襲被災」
終戦後の占領軍による接収」
なども免れ、

日本の興行界を代表する象徴として存在し続けておりました。

が、

1981(昭和56)年2月15日に建物の老朽化で閉鎖となり、

跡地には、

有楽町マリオン
が建てられています。

 

84年には、

有楽町センタービル内に、

『日本劇場』

日劇東宝

日劇プラザ』

の3劇場として再オープンしました。

 

09年には、

『TOHOシネマズ 日劇1~3』

と館名を変更し、

これまで多くのヒット作品を上映してきました。


この1月27日より

『さよなら日劇ラストショウ』

と題した特別上映イベントを開催。

 

ゴジラ

スター・ウォーズ』シリーズ、

バック・トゥ・ザ・フューチャー

トップガン

アンタッチャブル

タイタニック

などかつての大ヒット作を上映しました。

 

2月4日、

最終上映作品は1が、

もののけ姫』、

2が、

ゴジラ』(1954年版)、

3が、

トップガン』、

でした。

 

もののけ姫』上映終了後、

支配人の佐藤希氏があいさつし、

日劇との別れを惜しんで駆けつけた大勢の映画ファンから大きな拍手と声援が贈られ、

日劇の興行は幕を閉じました。



・最後の挨拶に立つ佐藤支配人の言葉

 


日劇は85年の間に1億人を超えるお客様に足を運んでいただきました。

本日までお客様に愛され上映を続けられたこと、

心より感謝申し上げます。

日劇の精神は3月29日にオープンいたしますTOHOシネマズ日比谷に受け継いでいきますので、

お楽しみにしていただければと思います。』


と最後の挨拶をした佐藤支配人が、

『ありがとうございました』

と最後に頭を下げると、

名残を惜しむ観客から大きな拍手と

『これまでありがとう!』

の声がかかりました。

 

 

最後まで読んで頂きありがとうございます🙏