世界水の日
こんにちは☀️
今日3月22日は、
●世界水の日
1922年に、
ブラジルのリオ・デ・ジャネイロで開かれた地球サミット(環境と開発をテーマにした国際連合会議)で定められた記念日制定された国際デーのひとつです。
きれいで安全な水を使用できるようにすることの重要性や、
水の大切さについて考える日とされています。
地球上に存在する水のうち人間が飲み水としてつかえるものは0.1%にも満たないといわれています。
地球的視点から水の大切さや貴重さを世界中の人々がともに見詰め直すことが提唱されており、
例年3月22日を中心に世界各地で水資源に関するフォーラムやイベントが開催されています。
また、
日本では国内独自の記念日として、
8月1日を水の日として制定しているため、
3月22日は、
「地球と水を考える日」
「国連水の日」
との呼称で各種イベントなどが行われています。
・世界水の日にちなんで水に関する雑学を紹介します。
●真水の2割はバイカル湖にある
世界最大の貯水量をほこるバイカル湖の大きさは琵琶湖の約46倍で、
世界中の真水の17~20%はバイカル湖のものとされています。(凍っていない真水)
世界中の真水の2割がどうしてバイカル湖程度の場所におさまるのか不思議に思う人もいるかもしれませんが、
海水とくらべると真水は非常に貴重な存在なんです。
地球上にある水の97%は海水で、
真水はわずか3%程度しか存在しません。
しかも、
そのうちの90%は南極とグリーンランドにある凍った真水なんです。
●低温の水よりもお湯のほうが先に凍る?
特定の状況下では低い温度の水よりも高い温度のお湯のほうが先に凍ることがありえます。
これはムペンバ効果(ムペンバ現象)と呼ばれる現象で、
科学者たちのあいだでも本当かどうか議論されましたが、
ニューヨーク州立大学が現象の再現に成功しています。
ちなみに、
古代ギリシャの哲学者アリストテレスもこの現象に気づいていたといわれているんです。
●放送記念日
1925(大正14)年3月22日、
NHKの前身となる社団法人・東京放送局が日本初となるラジオの仮放送を開始したことにちなんで、
NHKが記念日に制定しています。
東京放送局は、
1925(大正14)年3月1日からラジオ放送を開始することを告知し、
宣伝活動が行われていました。
しかし、
東京放送局が購入予定だった日本に1台しかないラジオ放送用送信機が、
同じくラジオ放送局の設立準備をしていた大阪放送局に買い取られてしまうというトラブルが発生。
そこで東京放送局は、
当時東京電気研究所にあった既存の送信機を借り受け、
ラジオ放送が出来る仕様に改造し対応するも、
逓信省(現:郵政省)から放送設備機器などが未完成のため放送不可と判断されてしまうことに。
すでに1925(大正14)年3月1日からラジオ放送を開始する旨を告知してしまっていたことと、
大阪放送局よりも先に日本初のラジオ放送を行いたい。
との思いから、
本放送ではなく試験放送という形を採り、
逓信省の認可をパスしたそう。
そのため、
あくまでも試験放送なことから、
東京放送局のスタジオではなく、
東京・芝浦の東京高等工芸学校に仮スタジオを設けて初放送が行われています。
初放送の第一声は、
NHK京田武男アナウンサー(当時)による、
「アー、アー、アー、聞こえますか。JOAK、JOAK、こちらは東京放送であります。
こんにち只今より放送を開始致します。」
でした。
どこの無線局なのかをわかるようにするために割り当てられた名前のようなものです。
ちなみに、
東京放送局にて本放送が始まったのは同年7月12日からで、
大阪放送局は同年6月1日から仮放送を開始しています。
・3月22日は何があった日?
●人力車の営業を許可
1870年のこの日、東京府(現在の東京都)が人力車の製造・販売・営業を許可しました。
福岡藩士の和泉要助、
車夫の高山幸助、
八百屋の鈴木徳次郎らが馬車をもとに人力車を発明したといわれていますが、
それまでの籠にかわる乗り物として一気に広まり、
独占営業も取り消されることになりました。
●出歯亀事件
1908年のこの日、
東京・西大久保で銭湯帰りの女性が何者かに暴行されて殺されました。
犯人は池田亀太郎という男で、
3月31日に逮捕されました。
犯人のあだ名から「出歯亀」の流行語が生まれ、
銭湯の女湯をのぞくことや、
変態的なことをする男を意味する言葉になりました。
最後まで読んで頂きありがとうございます🙏