barikatuoの日記

日常の出来事や記念日と雑学、豆知識、趣味の釣りや食べ物(特にラーメン)をつぶやいていきます。よろしくお願いします。

初夢は見ましたか?

こんにちは☀️

 

今日1月2日は、

 

●書き初め

 

 

f:id:barikatuo:20201230005401j:image

 


なぜ1月2日に、

「書き初め」

を行うのかというと、

正月の2日を一年の事始めとしていて、

その年の心構えや抱負などを書き記し、

精進するとうまく行くと考えられていることが由来となっています。 

 

そのため、

趣味や習い事に関しても、

1月2日にあわせて始めればその年は上手くいくとも考えられています。


また、

書道や趣味に限らず、

すべてに関する事始めの日になっているので、

その年に特に重要だと考えていることは、

1月2日に始めてみるのが良いかもしれませんね。

 

日本には古来から「書き初め」の風習がありますが、

元々は元日の早朝に汲んだ神聖な水である「若水」で墨ですり、

その年の、

年神様がいる恵方に向かって詩を書く宮中行事

として行われている風習でした。


この風習が江戸時代になると、

現在の学校のような施設である「寺子屋」で行われるようになり、

書き初めが庶民的な行事へとなっていきました。

 

明治時代以降になると書道の授業は必修になっていたため、

書き初めはどの学校でも行われるようになり、

やがて日本中に広まっていくことになりました。


大人になるとなかなか筆をとって文字を書く、

ということもなくなりますが、

その年の目標などを書き初めとして書き、

壁に貼っておくなどをしてみるのも良いかもしれません。


・「書き初め」にちなんで書道にまつわる雑学を紹介します。

 

・弘法にも筆の誤りの由来

 

 

f:id:barikatuo:20201230005509j:image

 


「弘法にも筆の誤り」ということわざがあり、

その意味は、

「その道の達人だったとしても失敗することがある」

という意味になっていますよね。


弘法大師のような書の達人だとしても失敗するのだから、

誰にでも失敗はあるということなんですが、

弘法大師は一体どのような失敗をしてしまったのでしょうか。

 

当時から書の達人として有名だった弘法大師は、

天皇から京都の応天門の額を書いてほしいという依頼を受けました。


その以来を受けて弘法大師はさっそく額に

「応天門」、

と書いたのですが、

「応」という漢字の「心」の部分の点を一つ書き忘れてしまったのです。

 

弘法大師ほどの達人ですらこのような初歩的なミスをしてしまったことから

「弘法にも筆の誤り」、

ということわざが誕生したのでした。


また、

誤字のまま応天門に額が飾られてしまったのですが、

弘法大師がその額に向かって筆を投げつけて「心」の点をつけたしたという逸話も残っています。


・半紙は何が「半」なの?

 

 

f:id:barikatuo:20201230005610j:image

 


書道で文字を書く時に使われている「半紙」という紙ですが、

そもそもなぜ「半分の紙」と書いて「半紙」という名前なのか考えたことがありますか?

 

昔はこの「半紙」を作成するために「簀(す)」と呼ばれる、

紙を漉(す)くための道具が使われていました。


その「簀」のサイズは、

「一尺三寸×二尺三寸(約39cm×約70cm)」、

と決まっていたそうです。

 

昔はこのサイズで作られていたものを「全紙」と呼んでいて、

この半分のサイズのものを「半紙」と呼んでいたのです。


やがて、

「半紙」そのものを作るサイズの「簀」が登場するようになり、

最終的に半紙のサイズは現在の、

「33.4cm×24.2cm」

というサイズに落ち着いたのでした。

 

 

●初夢

 

 

f:id:barikatuo:20201230005645j:image

 

 

1月2日の夜から1月3日の朝にかけてみる夢が、

「初夢」
と呼ばれています。


近年では、

1月1日の夜〜2日の朝、
「その年に初めて見た夢」、
ともされています。


また、

初夢で見た夢によってその年の吉凶を占う風習が室町時代の頃からあり、

初夢でいい夢を見るには、

初夢の縁起担ぎ

七福神の乗った宝船の絵に、

「永き世の遠の眠りの皆目覚め波乗り船の音の良きかな」(ながきよの とおのねむりの みなめざめ なみのりふねの おとのよきかな)
という、

「回文の歌」

を書いて、

枕の下に入れて眠るのが良いのだとか。

 

仮に初夢で悪い夢を見た場合は、

起きたら宝船の絵を川に流して縁起直しをするのが良いとされています。


回分とは、
頭から読んでも後ろから読んでも、

出現する文字の順番が変わらない言語として意味を成している文のこと。

 

 

また、

初夢に見ると縁起がいいものといえば、

一富士二鷹三茄子」(いちふじ、にたか、さんなすび)、

だが、

これにはつづきがあります。


一富士二鷹三茄子」のつづきは、

「四扇(しおうぎ)、

五煙草(ごたばこ)、

六座頭(ろくざとう)。

 

初夢に見ると縁起がいいといわれいますが、

それぞれにどんな意味があるのでしょうか?

 

・富士
富士山は日本一の山で縁起がいい。ふじ=無事と掛かって縁起がいい。
・鷹
鷹は賢こさと強さを持ち、高く飛ぶので縁起がいい。
・茄子
なす=成す。事を成すと掛かって縁起がいい。
・扇
扇はその形が末広がりなので縁起がいい。
・煙草
煙草の煙は上にのぼっていくので縁起がいい。


座頭=琵琶の弾き語りをする人
座頭は頭の毛を剃っているので、

毛がない=ケガがない。

だから縁起がいい。


諸説ありますが、

だいたいこのような意味があるとされています。

 

●初売り / 初荷 / 初商

 

 

f:id:barikatuo:20201230005906j:image

 

 

その年の初めて行われる商売を、

「初売り」
初商はつあきないといい、

初売りや初商のために荷物が出荷されることが、

「初荷」(はつに)
と呼ばれています。

 

以前は1月2日から開始されることが多かったそうですが、

近年では業務形態も変わり、

元旦から商いをする店、

1月3日〜4日辺りに初売り、
など割と様々になっています。

 

 

・1月2日は何があった日?


紅白歌合戦初のTV試験放送がスタート

 

 

f:id:barikatuo:20201230005944j:image

 

 

1953(昭和28)年1月2日に開催された、

「第3回 NHK紅白歌合戦
から初のテレビ放送がスタートしています。

 

過去2回は1月3日に行われており、

いづれもラジオ放送でした。

 

第3回 NHK紅白歌合戦は、

「テレビ実験放送」
と銘打たれ、

テレビとラジオの同時放送が行われました。

 

テレビ放送は見事成功し、

以後紅白歌合戦はテレビ単独中継での放送となっています。

 

1月2日にNHK紅白歌合戦が開催された、

唯一の回
となっています。

 

紅白歌合戦といえば、

おおみそかのイメージがありますが、

もともとはお正月に放送されていました。

 

第1回NHK紅白歌合戦:1951年1月3日(ラジオ)
第2回NHK紅白歌合戦:1952年1月3日(ラジオ)
第3回NHK紅白歌合戦:1953年1月2日(テレビ)
おおみそかに生放送するようになったのは、

第4回目(1953年12月31日)からです。

 

ちなみに、

1953年は紅白歌合戦が1年に2度開催されためずらしい年なのでした。

 

最後まで読んで頂きありがとうございます🙏